大々的にメンバーを入れ替え、装い新たに生まれ変わったドイツの名門Tモバイル。チームを率いるのは、世界選手権のタイムトライアルで3連覇を達成し、近年総合力を身につけているマイケル・ロジャース(オーストラリア)だ。他にも若手からベテランまでステージ優勝を狙える実力者が揃う。
マイケル・ロジャース(オーストラリア)
マークス・ブルグハート(ドイツ)
マーク・カヴェンディッシュ(イギリス)
ベルンハルト・アイゼル(オーストリー)
リーナス・ゲルデマン(ドイツ)
ベアト・グラブシュ(ドイツ)
キム・キルシェン(ルクセンブルク)
アクセル・メルクス(ベルギー)
パトリック・シンケウィッツ(ドイツ)
2006年ツールで総合3位に入ったアンドレアス・クレーデン(ドイツ、アスタナに移籍)に代わり、Tモバイルの新リーダーを務めるのは27歳のロジャースだ。世界選手権のタイムトライアルで3連覇を達成したロジャースは、2006年以降タイムトライアルによる勝利が無い。一方で登坂力の強化に取り組み、グランツールにも対応するステージレーサーに成長した。今シーズンの成績を見てみると、山岳が厳しいプロツアーレース
カタルーニャ一周
で総合2位に入り、クライマーにも見劣りしない力を見せつけた。もちろんタイムトライアル能力も健在だ。
このロジャースを支えるのが各国から招集された精鋭部隊。中でも今シーズン2つのプロツアーレース、
ティレーノ〜アドリアティコ
と
ツール・ド・スイス
で総合2位に入ったキルシェンはロジャースの心強いアシスト。登りでも平地でも力を発揮するオールラウンダーだ。総合力のある選手としては2006年総合23位のシンケウィッツも好調で、今シーズンは地元の
ヘニンガートルム・フランクフルト
で優勝を飾っている。
直前のドイツナショナル選手権のタイムトライアルで優勝を飾ったグラブシュは、体調の優れないグエリーニのピンチヒッターとして出場。そして今シーズン限りでの引退を表明しているメルクスは最後の花道を飾るべく、ステージ優勝を狙って果敢に逃げに乗るだろう。そしてプロ4年目にして
ヘント〜ウェベルヘム
を制したブルグハートも勢いのある選手だ。
そして注目は2人のスプリンター、アイゼルとカヴェンディッシュである。中でもカヴェンディッシュは22歳ながら卓越したスプリント力を持ち、
カタルーニャ一周
ではステージ2勝を飾っている。カヴェンディッシュは特に地元イギリスで行なわれる第1ステージで要注意の存在だ。
021
ROGERS Michael
マイケル・ロジャース
022
BURGHARDT Marcus
マークス・ブルグハート
023
CAVENDISH Mark
マーク・カヴェンディッシュ
024
EISEL Bernhard
ベルンハルト・アイゼル
025
GERDEMANN Linus
リーナス・ゲルデマン
026
GRABSCH Bert
ベアト・グラブシュ
027
KIRCHEN Kim
キム・キルシェン
028
MERCKX Axel
アクセル・メルクス
029
SINKEWITZ Patrik
パトリック・シンケウィッツ
シートチューブ延長版のTCRアドヴァンスドISPはフレーム単体重量が965g、フォークが315gと軽量。ニューカラーの新バージョンは従来のイメージを大きく変えるホワイトの塗り分けが新鮮味がある。