ジロ・デ・イタリアの山岳を制圧したサウニエルドゥバルは、スペイン選手メインの布陣でツールに挑む。注目はロンドンプロローグでの勝利が期待されるデーヴィット・ミラー(イギリス)。他にもイバン・マヨ(スペイン)やクリストフ・リネロ(フランス)と言った山岳系の選手が揃う。

デーヴィット・ミラー(イギリス)
イバン・マヨ(スペイン)
ダビ・デラフエンテ(スペイン)
フアンホセ・コーボ(スペイン)
イケール・カマニョ(スペイン)
ルーベン・ロバト(スペイン)
クリストフ・リネロ(フランス)
フランシスコホセ・ベントソ(スペイン)
ダビ・カニャダ(スペイン)

イギリスが生んだTTスペシャリスト、デーヴィット・ミラーはロンドンでのプロローグに全てをぶつける。2004年に禁止薬物所持によってチームを解雇され、2年間の出場停止処分の経てサウニエルドゥバルでレースに復帰。直後のツールでは結果を残せなかったが、9月のブエルタでは第14ステージ個人TTを制した。今シーズンはパリ〜ニースのプロローグで優勝を飾ってリーダージャージを着用。デ・パン3日間レースの個人TTでは2位に食い込んでいる。本調子のミラーが戻ってきた。ツールでの戦歴は2003年の個人TTで優勝。

チームリーダーとして総合成績を狙う予定だったホセアンヘル・ゴメスマルチャンテ(スペイン)は腸炎のため欠場。代わってイバン・マヨ(スペイン)がエースの座に就く。2003年にはラルプデュエズを制してステージ優勝を飾る活躍を見せたが、その後の数年は低迷した。今季エウスカルテルからサウニエルドゥバルに移籍し、ジロ・デ・イタリアでは久々のグランツールステージ優勝を飾った。かつての切れ味鋭い登坂力は影を潜めているが、環境の良いチームの中で徐々に調子は戻っている。

1998年にマイヨブランアポワルージュ(山岳賞ジャージ)を獲得したリネロもピュアクライマー。2000年の怪我以降はスランプに陥ったが、2006年ツールを総合41位で終えてカムバックを果たした。2006年パリで晴れある敢闘賞を獲得したデラフエンテは今年も積極的に動いてくるはず。登坂力はピュアクライマーには敵わないが、序盤から山岳ポイントを加算して行けば念願の山岳賞ジャージ獲得も夢ではない。

チームは他にもカスティーリャ・レオンで総合3位に入り、プロツアー第5戦バスク一周で総合優勝を飾ったコーボを擁する。コーボはリエージュ〜バストーニュ〜リエージュでも9位に入っているクライマーで、これがツール初出場。伏兵として山岳ステージでチャンスを伺う。

更には2006年のブエルタでステージ優勝を飾ったスプリンターベントソも出場。ベントソは山岳もこなせる力を持ち、カスティーリャ・レオンではステージ3勝を飾った。ステージ狙いに限定すれば戦闘力の高いメンバーが揃った。

201
MILLAR David
デーヴィット・ミラー
202
CAMANO Iker
イケール・カマニョ

203
CANADA David
ダビ・カニャダ

204
COBO ACEBO Juan Jose
フアンホセ・コーボ
205
DE LA FUENTE David
ダビ・デラフエンテ
206
LOBATO Ruben
ルーベン・ロバト
207
MAYO Iban
イバン・マヨ
208
RINERO Christophe
クリストフ・リネロ
209
VENTOSO Francisco
フランシスコホセ・ベントソ
  SCOTT ADDICT 単体780gという衝撃の軽量フレーム「アディクト」と超軽量バイクの代名詞的な存在となったスコット・CR1チームイシュー。そして話題のスラム製コンポを採用する。ホイールにはマヴィックを用い、新型もテストを進めている。