ジロ・デ・イタリアでは圧倒的なチーム力でマリアローザを獲得したリクイガスだが、ツール・ド・フランスではマイヨジョーヌに届くステージレーサーはいない。フィリッポ・ポッツァート(イタリア)やマヌエル・ベルトラン(スペイン)を軸に、ステージ優勝を狙って走る。

フィリッポ・ポッツァート(イタリア)
マヌエル・クインツィアート(イタリア)
マヌエル・ベルトラン(スペイン)
ミハエル・アルバジーニ(スイス)
キェール・カールストローム(フィンランド)
ムリロ・フィッシャー(ブラジル)
アレクサンダー・クチンスキー(ベラルーシ)
シャールズ・ウェゲリュース(イギリス)
フレデリック・ヴィレムス(ベルギー)

グランツールで常にエースを務めていたステファノ・ガルゼッリ(イタリア)がチームを離れたため、ツールに照準を合わせるステージレーサーを欠く。イタリアスポンサーによるイタリアチームだが、今年のツールは多国籍なチーム編成で臨む。

エースを務めるポッツァートは2003年にティレーノ〜アドリアティコで総合優勝を飾っているが、グランツールで総合争いに加わるような総合力は持たない。ツールでの戦歴は、ファッサボルトロ時代の2004年にステージ1勝。2006年はミラノ〜サンレモを制してワンデーレーサーとしての地位を確固なものにした。リクイガスに移籍した今シーズンは春先のツール・デュ・オヴァールヘットフォルクを制覇。ステージ優勝に期待がかかる。

ディスカバリーチャンネルから今シーズン移籍したベルトランは山岳ステージでの活躍が期待されるクライマー。「トリキ」の愛称で親しまれ、山岳ステージでは頼れる存在だ。今シーズンはバスク一周で8年ぶりの勝利となるステージ優勝を飾った。マイヨブランアポワルージュ(山岳賞ジャージ)の候補にも挙げられており、36歳のベテランの走りに注目したい。

2006年のエネコツアーでプロ初勝利を飾ったクインツォアートはタイムトライアルを得意とする27歳。直前に行なわれたイタリアナショナル選手権TTでは4位に入っている。そしてスプリント勝負になれば出番はブラジリアンスプリンターのフィッシャーに。ここ数年は思うような結果が出せていないが、ビッグチームのスプリンターの隙を突いて勝利を狙う。

絶対的なエースが君臨したジロとは異なり、アシストの仕事が軽減されるツールではメンバーの自由度が上がる。ジロとはまた違った活躍が見られるはずだ。

151
POZZATO Filippo
フィリッポ・ポッツァート
152
ALBASINI Michael
ミハエル・アルバジーニ

153
BELTRAN Manuel
マヌエル・ベルトラン

154
CARLSTROM Kjell
キェール・カールストローム
155
FISCHER Murilo Antoniobil
ムリロ・フィッシャー
156
KUSCHYNSKI Aleksandr
アレクサンダー・クチンスキー
157
QUINZIATO Manuel
マヌエル・クインツィアート
158
WEGELIUS Charles
シャールズ・ウェゲリュース
159
WILLEMS Frederik
フレデリック・ヴィレムス
  サエコチーム以来プロツアーシーンから姿を消していたキャノンデールが戻ってきた。システムシックスは前半分がカーボン、広報半分がアルミのユニークなハイブリッドフレーム。特筆はヘッドの太さだろう。コンポ&ホイールはフルクラム。