平均年齢24.8歳の若いチームで、サンディ・カザール(フランス)が総合上位を狙う。ブラドリー・マックギー(オーストラリア)は欠場するが、フィリップ・ジルベール(ベルギー)やトーマス・ロヴクリスト(スウェーデン)など、若いながらもステージ優勝を狙える選手が揃う。 サンディ・カザール(フランス) フィリップ・ジルベール(ベルギー) セバスティアン・シャヴァネル(フランス) ミカエル・ドラージュ(フランス) レミ・ディグレゴリオ(フランス) リリアン・ジェグー(フランス) マチュー・ラダニュ(フランス) トーマス・ロヴクリスト(スウェーデン) ブノワ・ヴォグルナール(フランス) パリ〜ルーベを2度制した名選手マルク・マディオが率いるフランスチーム。椎間板ヘルニアを患うブラドリー・マックギー(オーストラリア)やベテランのクリストフ・マンジャン(フランス)はメンバーから外れた。チームはプロツアーチームの中で最も若く、今回ツールに選出されたメンバーの平均年齢は24.8歳だ。 チームを引っ張るリーダーは28歳のカザール。ツールには過去5度出場しており、総合16位が最高位。山もこなせるオールラウンダーで、2002年のパリ〜ニースでは総合2位に入っている。今シーズンはまだ結果が出せておらず、直前のフランスナショナル選手権タイムトライアルでは7位。今年こそステージ優勝と総合上位入賞を狙う。 若いチームだがステージ優勝を狙える選手は揃っている。中でもジルベールはこれからの成長が期待される25歳だ。ベルギーのワロン地方の出身で、ワンデーレースを得意とするクラシックハンター。2006年はドーフィネ・リベレのステージ優勝を含む5勝を飾ったが、今年はまだ勝ち星がない。ミラノ〜サンレモのポッジオで見せたようなアタックが見られるか。集団スプリントに持ち込みたいスプリンターチームにとっては厄介な存在になるだろう。 2006年ツールに最年少選手として出場し、見事に総合63位で完走したロヴクリストは今シーズンも好調だ。クリテリウム・アンテルナシオナルの最終タイムトライアルを制して総合2位に入るなど、秘めたる才能を開花させ始めている。山岳もこなせるため、マイヨブラン争いにも加わるだろう。 他にも2004年のツール・ド・ラヴニールでステージ3勝を飾り、今シーズンクールネ〜ブリュッセル〜クールネで4位に入ったスプリンターのシャヴァネルや、ツールの前哨戦ドーフィネ・リベレで果敢に逃げに乗り、山岳賞ジャージを獲得したディグレゴリオなどの若手の活躍に期待したい。