タイムトライアルでは無敵を誇るデンマークのチームCSC。マイヨジョーヌを狙うのはカルロス・サストレ(スペイン)。他にもマイヨヴェール狙いのスチュアート・オグレディ(オーストラリア)や2大TTスペシャリストのファビアン・カンチェラーラ(スイス)とデーヴィット・ザブリスキー(アメリカ)を擁する。

カルロス・サストレ(スペイン)
フランク・シュレク(ルクセンブルク)
イェンス・フォイクト(ドイツ)
スチュアート・オグレディ(オーストラリア)
ファビアン・カンチェラーラ(スイス)
イニーゴ・クエスタ(スペイン)
クルトアスル・アルヴェセン(ノルウェー)
クリスティアン・ヴァンデヴェルデ(アメリカ)
デーヴィット・ザブリスキー(アメリカ)

2006年プロツアーライダーの中で唯一3つのグランツール(ジロ、ツール、ブエルタ)を完走したサストレはマイヨジョーヌを狙う。しかもただ完走しただけではなく、ジロではバッソをアシストして総合43位、ツール総合4位、ブエルタ総合4位と、常に第一線で走っての結果だ。グランツールの最高位は2005年ブエルタの総合2位。山岳にめっぽう強く、鋭いアタックはライバルたちの脅威となるだろう。平地を得意としないサストレをバックアップするのはプロツアー内で随一のチーム力を誇るCSCがサポートする。

さらに2006年アムステルゴールドレースとツールのラルプデュエズステージを制したシュレクも出場。弟アンディがジロ・デ・イタリアで総合2位の活躍を見せた今、兄ちゃんも負けていられない。今年はツール・ド・スイスの難関ステージを制してリーダージャージを着るなど好調で、直前のルクセンブルクナショナル選手権では3位に入っている。成長を続けるオールラウンダーだ。

プロトン内でご意見番的存在で、選手会長も務めるフォイクトは長距離の逃げが魅力。果敢に逃げを作り、逃げを引っ張り、そしてゴールまで逃げ切る。今シーズンはツアー・オブ・カリフォルニアでステージ優勝を飾って総合2位。そしてクリテリウム・アンテルナシオナルでは3度目の総合優勝を飾り、続くバスク一周でもステージ優勝。2006年ツールではステージ優勝を飾っており、今年はその再現を望む。他にも山岳を得意とするクエスタや、ジロ・デ・イタリアでステージ優勝を飾ったアルヴェセン、更にアシストとして定評のあるヴァンデヴェルデなど、ポテンシャルの高い選手が揃う。

マイヨヴェール争いに加わると目されるのがパリ〜ルーベを制したオグレディだ。爆発的なスプリント力は持たないが、逃げにも乗れる独走力を持つ。ピュアスプリンターが苦戦するようなアップダウンコースでもポイントを稼げるため、真のマイヨヴェール候補との呼び声も高い。

そして注目は何と言っても2人のTTスペシャリスト、カンチェラーラとザブリスキーだ。現TT世界チャンピオンのカンチェラーラは絶好調で、ツール・ド・スイスでは第1ステージプロローグ最終ステージTTを制している。更に4年連続となるスイスTTチャンピオンに輝いた。

2005年ツールの第1ステージTTを制し、アメリカ人として3人目となるマイヨジョーヌを着たザブリスキーも今シーズン好調だ。2006年の世界選手権のTTではカンチェラーラに次ぐ銀メダル。ジロではステージ優勝こそ飾れなかったが、山岳ではクライマーにも劣らぬ走りを見せた。
031
SASTRE Carlos
カルロス・サストレ
032
ARVESEN Kurt-Asle
クルトアスル・アルヴェセン
033
CANCELLARA Fabian
ファビアン・カンチェラーラ
034
CUESTA Inigo
イニーゴ・クエスタ
035
O’GRADY Stuart
スチュアート・オグレディ
036
SCHLECK Frank
フランク・シュレク
037
VANDEVELDE Christian
クリスティアン・ヴァンデヴェルデ
038
VOIGT Jens
イェンス・フォイクト
039
ZABRISKIE David
デーヴィット・ザブリスキー
  カナディアンブランドのサーヴェロが総力を結集して作り上げたエアロカーボンフレームが“ソロイストカーボン”だ。チームは他に軽量バージョンのSLC SL、クラシックレース用にR3などを使い分ける。