アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)とオスカル・ペレイロ(スペイン)の2大エースを擁するケスデパーニュ。スペイン人選手中心のメンバー構成で、2006年に果たせなかったグランツール制覇に向けて動き出す。

ダビ・アローヨ(スペイン)
ホセビセンテ・ガルシアアコスタ(スペイン)
ホセイバン・グティエレス(スペイン)
ウラディミール・カルペツ(ロシア)
オスカル・ペレイロ(スペイン)
フランシスコ・ペレス(スペイン)
ニコラ・ポルタル(フランス)
アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)
シャビエル・ザンディオ(スペイン)

今年のマイヨジョーヌ争いは、2006年のブエルタでリーダージャージを競い合ったヴィノクロフとバルベルデの一騎打ちとの見方が強い。しかしバルベルデはツールを完走したことが無い。初出場の2005年には難関クールシュベルの山頂ゴールであのランス・アームストロング(アメリカ)を打ち破ったが、膝の痛みによりリタイア。そしてプロツアーリーダージャージを着て挑んだ2006年は序盤ステージの落車によってリタイアを余儀なくされた。

しかしその総合力は折り紙付きだ。2006年のブエルタではカザフスタン連合軍に真っ向勝負を挑んで総合2位。山岳ではライバルを突き放すほどの力を見せ、弱点と言われたタイムトライアルも改善してきた。そして総合優勝候補の中では最高レベルのスプリント力を兼ね備えている。直前のスペインナショナル選手権ではチームメートのホアキン・ロドリゲス(スペイン)に次いで2位に入った。

バルベルデとダブルエースを組むのは2006年総合2位(優勝者ランディスの処分は未決定)のペレイロだ。2006年ツールでペレイロは大逃げを決め、厳しい山岳ステージでも遅れずに表彰台を勝ち取った。登りとタイムトライアルを含めた総合的な力ではオールラウンダーに及ばないが、

チームは他にも2つのプロツアーレース(カタルーニャ一周ツール・ド・スイス)で総合優勝を飾ったウラディミール・カルペツ(ロシア)を擁する。カルペツは2004年のマイヨブラン受賞者であり、将来的にはグランツールでの総合優勝が期待される。タイムトライアルを得意とする大柄な選手ながら、山岳の戦闘力も高い。他にも今年のジロ・デ・イタリアで驚きの総合10位フィニッシュを飾ったアローヨは総合を狙える第4の男だ。クライマーとして、今年のツールはエースのアシストに徹する。

タイムトライアルでの活躍が期待されるのはグティエレス。直前のスペインナショナル選手権TTでは2000年、2004年、2005年に続く4度目のチャンピオンに輝いた。グランツールでの勝利はまだ無いが、ポテンシャルは高い。今シーズンはツール・メディテラネアン総合優勝、ドーフィネ・リベレ第1ステージプロローグで3位。ツールでもプロローグや2つのTTで名前が聞かれるはずだ。
011
PEREIRO SIO Oscar
オスカル・ペレイロ
012
ARROYO David
ダビ・アローヨ
013
GARCIA ACOSTA Vicente
ホセビセンテ・ガルシアアコスタ
014
GUTIERREZ Jose Ivan
ホセイバン・グティエレス
015
KARPETS Vladimir
ウラディミール・カルペツ
016
PEREZ SANCHEZ Francisco
フランシスコ・ペレス
017
PORTAL Nicolas
ニコラ・ポルタル
018
VALVERDE Alejandro
アレハンドロ・バルベルデ
019
ZANDIO Xabier
シャビエル・ザンディオ
  名作パリをカーボン化したパリカーボンは、ピナレロの世界戦略車種だ。バルベルデによってプロツアーチャンピオンの栄誉をあびた。ペレイロのようにマグネシウム製のドグマ を好む選手も入る。