キャノンデールは、一年の雌伏の時を経て、バルロワールドとリクイガスという二つのプロツールチームへバイク供給を再開した。供給開始早々に、リクイガスのエース・ディルーカがジロを制し、今さらながら、キャノンデールの存在感を世に知らしめた格好になった。

今回キャノンデールは、スプリンター向けにカーボン&アルミハイブリッドのシステムシックス、ルーラーやオールラウンダーにはオールカーボンのスーパーシックスを用意した。その振り分けに忠実に、総合力のあるポッツァートは今ツールで、総炭素繊維製バイクの方を好んで使用していたという。

スーパーシックスのバックは、復活傾向にある二本シートステーになっている。が、取り付け位置はシートチューブのほぼ真後ろで、他に多く見られるようなチューブ脇ではない。二本ステーがふたたび増えてきたのは、ロードバイクらしいフォルムの追求が目的であろうが、ステー間距離を大きく取ることで、バックのねじれ剛性を向上させようという狙いもあるはずだ。それに対してキャノンデールは、根元の相当部分を一体化することで強化しているようだ。また、振動減衰性に優れるアワーグラスシートステーを変わらず採用しているところを見ると、バック剛性をむやみに追い求めてはいないのだろう。

キャノンデールが、大径アルミチュービングを引っさげてヨーロッパロードに参入してきた当時は、ヘッドからBBに向かって太くなる円錐形のダウンチューブが特徴だった。しかし、次第にチューブ両端の径差は小さくなり、このスーパーシックスでは、ほぼプレーンなチュービングになった。

ノーマルサイズのヘッドチューブが主流だった当時は、太いチューブが物理的に使えなかったということもあるだろうが、フレーム全体の剛性バランスを追求した結果の変遷と考えたほうが自然だろう。昨今のロードバイクシーンを俯瞰しても、かつて見られたような、極端な異形チューブは姿を消しつつある。
フレーム:スーパーシックスカーボンSi
フォーク:スーパーシックスカーボン
コンポ:カンパニョーロ・レコード
ホイール:フルクラム・レーシングスピード
タイヤ:ヴィットリア・コルサCX EVO
ハンドルバー:FSA・Kフォース 31カーボン
ステム:FSA・OS115
シートポスト:カンパニョーロ・レコード
サドル:フィジーク・アリオネ
ペダル:ルック・ケオカーボン
 
トム・ボーネン:スペシャライズド・ターマックSL
ピエトロ・カウッキオーリ:LOOK 595
ロジャー・ハモンド:ジャイアント・TCR アドヴァンスドチーム
ブノワ・ジョアシャン:BMC SLT01
デーヴィッド・ミラー:スコット・アディクト リミテッド
ダヴィデ・レベッリン:スペシャライズド・ターマックSL
ニコラ・ヴォゴンディ:MBK RD-1200
ピーター・ウェーニング:コルナゴ・エクストリームC
ダミアーノ・クネゴ:ウィリエール・チェント
ダニーロ・ディルーカ:キャノンデール・システムシックス
ステファノ・ガルゼッリ:デローザ・アイドル
パリデ・グリッロ:コルナゴ・プレジデント
ミハイル・イグナティエフ:コルナゴC50
フランコ・ペッリツォッティ:キャノンデール・スーパーシックス
ジルベルト・シモーニ:スコット・アディクトリミテッド
   
クリストフ・モロー:b’トゥイン レーシングFC700 PRO07
ファンミゲル・メルカド:MBK RD1200
アレクサンドル・ヴィノクロフ:BMC SLC01
ファビアン・カンチェラーラ:サーヴェロ・ソロイストカーボンSLC-SL
セバスティアン・シャバネル:ラピエールX-LITE
マークス・フォーテン:スペシャライズド・ターマックSL
アレッサンドロ・バッラン:ウィリエール・ルロワXL
カデル・エヴァンス:リドレー・ヘリウム
ミカエル・ラスムッセン:コルナゴ・エクストリームC
デヴィッド・ミラー:スコット・アディクト リミテッド
トム・ボーネン:スペシャライズド・ターマックSL2
アルベルト・コンタドール:トレック・マドン6.9プロ
アレクサンドル・エフィムキン:キャノンデール・スーパーシックス
ロバート・ハンター:キャノンデール・システムシックス
リーヴァイ・ライプハイマー:トレック・マドン6.9PRO
イバン・マヨ:スコット・アディクトリミテッド
フィリッポ・ポッツァート:キャノンデール・スーパーシックス
マイケル・ロジャース:ジャイアント・TCRアドヴァンスド チーム
アレハンドロ・バルベルデ:ピナレロ・プリンスカーボン
エリック・ツァベル:コルナゴ・エクストリームパワー
アイマル・スベルディア:オルベア・オルカ
 
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