3Kカーボンを駆使した100%ハンドメイドのカーボンフレームは、3Dデザイン設計によるグラマラスなフォルムが魅力となっている。フレーム単体で、1.15kgと超軽量ながら、強靭さと快適性の両立を高次元で達成している。
アグリチュベルに供給されるこのRD1200はフレンチブランドのバイクながらイタリアでハンドメイドされるが、市販される製品となんら変わりないものだ。
外見的な特徴は、まずは補強がされたシートチューブ上端。緩やかな湾曲を描く“ブーメランテクノロジー”シートチューブとの組み合わせにより、ダイレクトな走行感とももに、高い振動減衰性を実現しているという。シートチューブ同様に湾曲しているトップチューブも、そうした効果に一役かっているのだろう。
チェーンステーは双胴形状で、これもシートチューブ同様に、スネークアイズの名が冠せられている。このデザインによって、剛性確保と応力の分散に効果的に実現できたのだという。効果のほどはともかくとして、なかなか特徴的な造作で、いかにもレーシングバイクといった雰囲気が漂っている。この造形だが、テニスラケットから発想を得たものということで、しかもサイズごとに剛性が適正になるように専用設計されているという。
フォークはMBKオリジナルの P3.0スネークアイズフォークで、重量は370g。断面積が大きく、ねじれ剛性の高さが容易に想像できる。先端まで太さがあるから、ダンシング時にもパワーをしっかり路面に伝えてくれるだろう。
またアウターワイヤー受けはフレーム各部に埋め込まれる内蔵工作となり、なかなか手の凝った造作を見せている。
ポジションが決まっているプロ用バイクなのに、メルカドのバイクはコラム長さに余裕が持たされている。ステージや体の調子によって、ハンドル高さを変えているのだろう。“人喰い”エディ・メルクスなどは、レース中でさえポジションを変えていたくらいだから、長丁場のステージレースなどでは、ポジションの自由度の確保は大切なことかもしれない。 |
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