ターマックの製作にはスペシャライズド独自の“Az1(アズワン)”と呼ばれる工法が用いられ、高弾性のE390カーボンで作られたフレームチューブは、それらを直接繋いでから接合部にカーボンシートを巻き付けて成型されているという。

これによりフレームは、ワンピースモノコックに近い状態となり、軽量化を実現しながらも高剛性が維持されている。その結果、フレーム単体で895g、フォークは335gという軽さに仕上がっている。

微かに湾曲したトップチューブは、ヘッドからシートチューブへと近づくにつれ細くなっている。まずデザインありきというより、これは、振動減衰特性の向上を狙ってのことなのだろう。シートステーが細身なのも、その方向性を裏書きしている。リヤトライアングルは、車輪がはまることによって、一種のトラス構造になるから、細めのチューブを使っても、剛性確保は比較的難しくない。

極太なダウンチューブとチェーンステーは、さぞかし高剛性だろうが、その分やはり、いかにカーボン製とはいっても、それなりの振動を伝えてしまうだろうから、上物に振動処理をさせるのは、間違ったアイデアではないだろう。もっとも、湾曲したチューブを使う場合は、それなりに複雑な応力計算が必要になってくるケースがまま見受けられるから、その辺りの味付けの妙に、各メーカーの手腕が発揮されることにもなってくる。

ゲロルシュタイナーのバイクで、一番注目されているのはやはりクランクだろう。とうとうシマノが、カーボンクランクの開発に乗り出したのだ。

外見的には、アルミ製の現行モデルとほとんど差異は見当たらない。気持ち太さが増しているか?まったりしたデザインは、初めからカーボン化を予想していたように、有機的で独特な雰囲気を発散している。チェーンリングもオーソドックスなデザインに戻った。
フレーム:スペシャライズド・ターマックカーボンSL(超軽量プロトタイプ)
チューブ:スペシャライズド・HMカーボン
フォーク:スペシャライズドHMカーボン
コンポ:シマノ・デュラエース
ホイール:シマノ・デュラエース WH-7801カーボン
タイヤ:シュワルベULTREMO
ハンドル:リッチーWCS O/S
ステム:リッチーWCS O/S
シートポスト:リッチーWCSカーボン
サドル:セライタリアSLR
ペダル:シマノPD-7800
 
トム・ボーネン:スペシャライズド・ターマックSL
ピエトロ・カウッキオーリ:LOOK 595
ロジャー・ハモンド:ジャイアント・TCR アドヴァンスドチーム
ブノワ・ジョアシャン:BMC SLT01
デーヴィッド・ミラー:スコット・アディクト リミテッド
ダヴィデ・レベッリン:スペシャライズド・ターマックSL
ニコラ・ヴォゴンディ:MBK RD-1200
ピーター・ウェーニング:コルナゴ・エクストリームC
ダミアーノ・クネゴ:ウィリエール・チェント
ダニーロ・ディルーカ:キャノンデール・システムシックス
ステファノ・ガルゼッリ:デローザ・アイドル
パリデ・グリッロ:コルナゴ・プレジデント
ミハイル・イグナティエフ:コルナゴC50
フランコ・ペッリツォッティ:キャノンデール・スーパーシックス
ジルベルト・シモーニ:スコット・アディクトリミテッド
   
クリストフ・モロー:b’トゥイン レーシングFC700 PRO07
ファンミゲル・メルカド:MBK RD1200
アレクサンドル・ヴィノクロフ:BMC SLC01
ファビアン・カンチェラーラ:サーヴェロ・ソロイストカーボンSLC-SL
セバスティアン・シャバネル:ラピエールX-LITE
マークス・フォーテン:スペシャライズド・ターマックSL
アレッサンドロ・バッラン:ウィリエール・ルロワXL
カデル・エヴァンス:リドレー・ヘリウム
ミカエル・ラスムッセン:コルナゴ・エクストリームC
デヴィッド・ミラー:スコット・アディクト リミテッド
トム・ボーネン:スペシャライズド・ターマックSL2
アルベルト・コンタドール:トレック・マドン6.9プロ
アレクサンドル・エフィムキン:キャノンデール・スーパーシックス
ロバート・ハンター:キャノンデール・システムシックス
リーヴァイ・ライプハイマー:トレック・マドン6.9PRO
イバン・マヨ:スコット・アディクトリミテッド
フィリッポ・ポッツァート:キャノンデール・スーパーシックス
マイケル・ロジャース:ジャイアント・TCRアドヴァンスド チーム
アレハンドロ・バルベルデ:ピナレロ・プリンスカーボン
エリック・ツァベル:コルナゴ・エクストリームパワー
アイマル・スベルディア:オルベア・オルカ
 
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