前主力モデルのCR-1、さらに旧作のアルミ版のころから、スコットのバイクは軽さに秀でていたが、このアディクトにおいては、エンドのカーボン化を始めとしてさらに軽量化が進み、フレーム単体重量800gを切る超絶技巧的フェザーウエイトを誇る。

コンポには、ロード界では新興勢力のスラム・フォースが使われている。先達の二大メーカーのトップコンポを、重量面で凌駕するフォースは、超軽量のアディクトとは正にベストマッチ。鬼に金棒といったところか。

ミラーのバイクは、一見したところでは、さしてスローピングしてるとは思えないフレームなのに、シートピラーは驚くほど飛び出し、ハンドルバー位置はひどく低い。ミラーが大柄だということを差し引いても、相当深いポジションだ。

走行性能とは関係ないが、ノコン製とおぼしきコッパーカラーのアウターが、黒いフレームによく映えてなかなかカッコイイ。これも走りとは無関係だが、リヤブレーキの上に、ステイを介してゼッケンを付けるのは、ちょっぴり流行している工作だ。

春先のレースにも関わらず、すでにマヴィックの最新ホイールのコスミックアルティメイトが使われていた。地元フランスのビッグレースということも無関係ではないはずだ。この車輪は、かのライトウエイト社のホイールと同様のコンセプトで作られているが、リヤの反フリー側のスポークが調整可能に設計されていて、多少のメンテナンス性も確保されている。その分、最大のメリットでもあったコンプレッションホイールとしての特性は多少スポイルされてしまったが、選手の評価はとても高い。

最近のフレームは、剛性確保に専心するあまり、各チューブの大径化が著しい。ヘッドチューブもその例にもれず、ベアリングの1.5インチ化も行われている。そのため今度は、フォークコラムがやけに細く見えるようになった。コラムの大径化も時間の問題かもしれない。
フレーム:IMPカーボン
フォーク:IMPカーボン
コンポ:スラム・フォース
ホイール:マヴィック・コスミックカーボンアルティメイト
タイヤ:ユッチンソン・カーボンコンプ
ハンドルバー:リッチーWCSカーボンエボリューション
ステム:リッチーWCS
シートクランプ小物:リッチー
サドル:フィジーク・アリオネ
ペダル:タイムRXSカーボン
 
トム・ボーネン:スペシャライズド・ターマックSL
ピエトロ・カウッキオーリ:LOOK 595
ロジャー・ハモンド:ジャイアント・TCR アドヴァンスドチーム
ブノワ・ジョアシャン:BMC SLT01
デーヴィッド・ミラー:スコット・アディクト リミテッド
ダヴィデ・レベッリン:スペシャライズド・ターマックSL
ニコラ・ヴォゴンディ:MBK RD-1200
ピーター・ウェーニング:コルナゴ・エクストリームC
ダミアーノ・クネゴ:ウィリエール・チェント
ダニーロ・ディルーカ:キャノンデール・システムシックス
ステファノ・ガルゼッリ:デローザ・アイドル
パリデ・グリッロ:コルナゴ・プレジデント
ミハイル・イグナティエフ:コルナゴC50
フランコ・ペッリツォッティ:キャノンデール・スーパーシックス
ジルベルト・シモーニ:スコット・アディクトリミテッド
   
クリストフ・モロー:b’トゥイン レーシングFC700 PRO07
ファンミゲル・メルカド:MBK RD1200
アレクサンドル・ヴィノクロフ:BMC SLC01
ファビアン・カンチェラーラ:サーヴェロ・ソロイストカーボンSLC-SL
セバスティアン・シャバネル:ラピエールX-LITE
マークス・フォーテン:スペシャライズド・ターマックSL
アレッサンドロ・バッラン:ウィリエール・ルロワXL
カデル・エヴァンス:リドレー・ヘリウム
ミカエル・ラスムッセン:コルナゴ・エクストリームC
デヴィッド・ミラー:スコット・アディクト リミテッド
トム・ボーネン:スペシャライズド・ターマックSL2
アルベルト・コンタドール:トレック・マドン6.9プロ
アレクサンドル・エフィムキン:キャノンデール・スーパーシックス
ロバート・ハンター:キャノンデール・システムシックス
リーヴァイ・ライプハイマー:トレック・マドン6.9PRO
イバン・マヨ:スコット・アディクトリミテッド
フィリッポ・ポッツァート:キャノンデール・スーパーシックス
マイケル・ロジャース:ジャイアント・TCRアドヴァンスド チーム
アレハンドロ・バルベルデ:ピナレロ・プリンスカーボン
エリック・ツァベル:コルナゴ・エクストリームパワー
アイマル・スベルディア:オルベア・オルカ
 
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