アッセンブルパーツを見れば判るとおり、BMCとイーストンの関係は深い。フレーム開発においては素材面でのコラボレートが特に密で、新時代マテリアル、カーボンナノチューブの導入に成功、フレーム剛性の飛躍的向上を実現した。

T字型のトップチューブや、有機的かつ独創的な造形美を醸し出すシートチューブ周辺の造作は、有限要素解析法によって導き出されており、剛性と振動減衰性のバランスに秀でている。

フレーム上部の構造でのショック吸収向上に成功している分、チェーン&シートステイは、剛性確保に専念できるよう、マッシヴなデザインになっている。

チューブ製作にはスーパーハイモジュール700という素材を使い、各部の必要剛性の解析結果に基づいて、ユニディレクションカーボンを最適積層している。その結果が、類稀なる軽量高剛性に結びついているのは言うまでもないだろう。比較的線が細めなフォルムも、使われているカーボン繊維の高弾性を証明している。デザインばかりに目が行きがちなBMCだが、中身ももちろん手抜きなし、だ。

ジョアシャンのバイクは、ハンドルバーが少しアップライトになっている以外、いたってオーソドックスなまとまりを見せている。

が、サドルにセライタリア・フライトトランザム、ステムには廉価版のイーストン・EC50が選ばれているのがちょっと目を引く。

ご存知の通りフライトトランザムは快適性重視のサドルで、レースで使われることはとても珍しい。ひょっとしたら、開幕直後で、まだ体重がベストよりあったせいかも。廉価版ステムを使っているのも、暫定的なポジションで乗っていたからなのだろうか。暫定だろうが仮だろうが、プロなら最高のパーツ、という気がしないでもないが…。
フレーム:ピュアカーボンユニディレクショナル
フォーク:イーストンEC90 SL-X
コンポ:カンパニョーロ・レコード
ホイール:イーストンEC90エアロ
タイヤ:コンチネンタルグランプリ4000
ハンドルバー:イーストンEC90
ステム:イーストンEC50
シートポスト:イーストンEC90
サドル:セライタリア・フライトトランザム
ペダル:ルック・ケオカーボン
 
トム・ボーネン:スペシャライズド・ターマックSL
ピエトロ・カウッキオーリ:LOOK 595
ロジャー・ハモンド:ジャイアント・TCR アドヴァンスドチーム
ブノワ・ジョアシャン:BMC SLT01
デーヴィッド・ミラー:スコット・アディクト リミテッド
ダヴィデ・レベッリン:スペシャライズド・ターマックSL
ニコラ・ヴォゴンディ:MBK RD-1200
ピーター・ウェーニング:コルナゴ・エクストリームC
ダミアーノ・クネゴ:ウィリエール・チェント
ダニーロ・ディルーカ:キャノンデール・システムシックス
ステファノ・ガルゼッリ:デローザ・アイドル
パリデ・グリッロ:コルナゴ・プレジデント
ミハイル・イグナティエフ:コルナゴC50
フランコ・ペッリツォッティ:キャノンデール・スーパーシックス
ジルベルト・シモーニ:スコット・アディクトリミテッド
   
クリストフ・モロー:b’トゥイン レーシングFC700 PRO07
ファンミゲル・メルカド:MBK RD1200
アレクサンドル・ヴィノクロフ:BMC SLC01
ファビアン・カンチェラーラ:サーヴェロ・ソロイストカーボンSLC-SL
セバスティアン・シャバネル:ラピエールX-LITE
マークス・フォーテン:スペシャライズド・ターマックSL
アレッサンドロ・バッラン:ウィリエール・ルロワXL
カデル・エヴァンス:リドレー・ヘリウム
ミカエル・ラスムッセン:コルナゴ・エクストリームC
デヴィッド・ミラー:スコット・アディクト リミテッド
トム・ボーネン:スペシャライズド・ターマックSL2
アルベルト・コンタドール:トレック・マドン6.9プロ
アレクサンドル・エフィムキン:キャノンデール・スーパーシックス
ロバート・ハンター:キャノンデール・システムシックス
リーヴァイ・ライプハイマー:トレック・マドン6.9PRO
イバン・マヨ:スコット・アディクトリミテッド
フィリッポ・ポッツァート:キャノンデール・スーパーシックス
マイケル・ロジャース:ジャイアント・TCRアドヴァンスド チーム
アレハンドロ・バルベルデ:ピナレロ・プリンスカーボン
エリック・ツァベル:コルナゴ・エクストリームパワー
アイマル・スベルディア:オルベア・オルカ
 
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