シーズン初めということもあり、パリ~ニースでボーネンが乗っていたのは、いたってノーマルなターマックSLだった。

ツール・ド・フランスで駆っていたターマックSL2との外見的な相違点は、スローピング角度とバックステーだ。SLのそれは、シートステイとの接合部分はより内側にあり、よりベンドしたデザインになっているのが解る。ステイ自身の太さは、後継機のSL2とあまり変わっていないから、振動減衰性に振ったコンセプトであることが伝わってくる。

また、スーパーオーバーサイズのヘッドベアリングをヘッド下側に採用したSL2と違い、上下オーバーサイズのSLのヘッドは必然的に微かに細く、相対的にダウンチューブも径が小さい。もっともそうした味付けが、ボーネンのお気に召さなかったのか、彼の地元ベルギーのビッグレース・ロンド・ファン・フラーンデレンでは、彼専用にアルミバイクが用意されたのは公然の秘密だ。

この時期のボーネンのバイクのアッセンブルの特徴はハンドルバーに見られる。一見して判る超浅曲がりのバーは、間違いなく一品ものの専用品。

長身のボーネンが、これほど浅曲がりのバーを使うのは、かなり例外的なことだ。もっともTDFの頃になると、ほとんどノーマル(とはいえそれでもやや浅いが)なバーに変更していたから理由は定かではない。参考までに、ジロではディルーカもこれに酷似したバーを使っていた。

サドルは徹頭徹尾サンマルコ・リーガルの表皮を張り替えて使用。擦れて色が落ちているのはご愛嬌だ。
フレーム:SワークスFACTカーボン
フォーク:SワークスFACTモノコック
コンポ:カンパニョーロ・レコード
ホイール:フルクラム・レーシングスピード
タイヤ:スペシャライズド
ハンドルバー:オリジナル
ステム:FSA・OS115
シートポスト:オリジナルカーボン
サドル:サンマルコ・リーガルTi
ペダル:ルック・ケオカーボン
 
トム・ボーネン:スペシャライズド・ターマックSL
ピエトロ・カウッキオーリ:LOOK 595
ロジャー・ハモンド:ジャイアント・TCR アドヴァンスドチーム
ブノワ・ジョアシャン:BMC SLT01
デーヴィッド・ミラー:スコット・アディクト リミテッド
ダヴィデ・レベッリン:スペシャライズド・ターマックSL
ニコラ・ヴォゴンディ:MBK RD-1200
ピーター・ウェーニング:コルナゴ・エクストリームC
ダミアーノ・クネゴ:ウィリエール・チェント
ダニーロ・ディルーカ:キャノンデール・システムシックス
ステファノ・ガルゼッリ:デローザ・アイドル
パリデ・グリッロ:コルナゴ・プレジデント
ミハイル・イグナティエフ:コルナゴC50
フランコ・ペッリツォッティ:キャノンデール・スーパーシックス
ジルベルト・シモーニ:スコット・アディクトリミテッド
   
クリストフ・モロー:b’トゥイン レーシングFC700 PRO07
ファンミゲル・メルカド:MBK RD1200
アレクサンドル・ヴィノクロフ:BMC SLC01
ファビアン・カンチェラーラ:サーヴェロ・ソロイストカーボンSLC-SL
セバスティアン・シャバネル:ラピエールX-LITE
マークス・フォーテン:スペシャライズド・ターマックSL
アレッサンドロ・バッラン:ウィリエール・ルロワXL
カデル・エヴァンス:リドレー・ヘリウム
ミカエル・ラスムッセン:コルナゴ・エクストリームC
デヴィッド・ミラー:スコット・アディクト リミテッド
トム・ボーネン:スペシャライズド・ターマックSL2
アルベルト・コンタドール:トレック・マドン6.9プロ
アレクサンドル・エフィムキン:キャノンデール・スーパーシックス
ロバート・ハンター:キャノンデール・システムシックス
リーヴァイ・ライプハイマー:トレック・マドン6.9PRO
イバン・マヨ:スコット・アディクトリミテッド
フィリッポ・ポッツァート:キャノンデール・スーパーシックス
マイケル・ロジャース:ジャイアント・TCRアドヴァンスド チーム
アレハンドロ・バルベルデ:ピナレロ・プリンスカーボン
エリック・ツァベル:コルナゴ・エクストリームパワー
アイマル・スベルディア:オルベア・オルカ
 
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