こだわりのブランドという評価をされながら、アルミやチタン、そしてカーボンといった新素材にも柔軟に対応、常に第一線で活躍しているデローザ。ガルゼッリが駆るのはアイドル。カーボントリプルモノコック技法を駆使した、デローザ自慢の飛び道具だ。

太目のチェーンステイで反応性を確保しつつ、ウイッシュボーンシートステイと弓形トップチュービングによって、高い快適性をも兼ね備えている。各チューブの接合部は、仕上げの綺麗なアルミやスチールと見紛うほどの流麗さで、趣味性もなかなか高い。

価格的には上のキングより軽量であるところから見ても、アイドルは実戦モデル的位置づけがされているのだろう。

ピラーは、シートチューブ後ろにあるボルトを締めこむことで固定される。かつてのカーボンフレームに見られた方法だ。カーボンは外的圧力に弱いから、シートバンド式より安心できるかもしれない。リヤエンドにアルミを使っているのも、実戦での使い勝手を重視するデローザらしい。

ベテランのガルゼッリらしく、ハンドルバーはクラシカルなラウンドシェイプを愛用している。バーはややアップライトにされ、レバーブラケットも高めに取り付けられている。このセッティングだと、クラウチング&アップポジションのいずれも犠牲にせずにすみ、比較的大柄な選手によく見受けられたポジションだ。

サドルに快適性を重視したアリアンテを選んでいるあたりも、年の功を感じさせてくれる。ところで最近のサドルは、本分たる座り心地を犠牲にして、軽さや見てくれの良さを追い求めているモデルが多すぎるように思えるのだが…。

つまらないことだが、ハンドル高さの調整代が、ジロで使っているバイクに残されているのはかなり珍しい。この時期におよんで、ポジションのセッティングに悩んでいるとは考えにくいし、そもそもメジャーレースでは、選手のバイクの外観的美しさも重要だから、舞台裏の様子は隠されるものなのだが。
フレーム:カーボントリプルモノコック
フォーク:ミズノ・MM51
コンポ:カンパニョーロ・レコード
ホイール:カンパニョーロ・ボーラ
タイヤ:ヴィットリア・コルサCXエボ
ハンドルバー:デダ・ニュートン31
ステム:デダ・セルヴィツィオコルセ31
サドル:フィジーク・アリアンテ
ペダル:ルック・ケオカーボン
 
トム・ボーネン:スペシャライズド・ターマックSL
ピエトロ・カウッキオーリ:LOOK 595
ロジャー・ハモンド:ジャイアント・TCR アドヴァンスドチーム
ブノワ・ジョアシャン:BMC SLT01
デーヴィッド・ミラー:スコット・アディクト リミテッド
ダヴィデ・レベッリン:スペシャライズド・ターマックSL
ニコラ・ヴォゴンディ:MBK RD-1200
ピーター・ウェーニング:コルナゴ・エクストリームC
ダミアーノ・クネゴ:ウィリエール・チェント
ダニーロ・ディルーカ:キャノンデール・システムシックス
ステファノ・ガルゼッリ:デローザ・アイドル
パリデ・グリッロ:コルナゴ・プレジデント
ミハイル・イグナティエフ:コルナゴC50
フランコ・ペッリツォッティ:キャノンデール・スーパーシックス
ジルベルト・シモーニ:スコット・アディクトリミテッド
   
クリストフ・モロー:b’トゥイン レーシングFC700 PRO07
ファンミゲル・メルカド:MBK RD1200
アレクサンドル・ヴィノクロフ:BMC SLC01
ファビアン・カンチェラーラ:サーヴェロ・ソロイストカーボンSLC-SL
セバスティアン・シャバネル:ラピエールX-LITE
マークス・フォーテン:スペシャライズド・ターマックSL
アレッサンドロ・バッラン:ウィリエール・ルロワXL
カデル・エヴァンス:リドレー・ヘリウム
ミカエル・ラスムッセン:コルナゴ・エクストリームC
デヴィッド・ミラー:スコット・アディクト リミテッド
トム・ボーネン:スペシャライズド・ターマックSL2
アルベルト・コンタドール:トレック・マドン6.9プロ
アレクサンドル・エフィムキン:キャノンデール・スーパーシックス
ロバート・ハンター:キャノンデール・システムシックス
リーヴァイ・ライプハイマー:トレック・マドン6.9PRO
イバン・マヨ:スコット・アディクトリミテッド
フィリッポ・ポッツァート:キャノンデール・スーパーシックス
マイケル・ロジャース:ジャイアント・TCRアドヴァンスド チーム
アレハンドロ・バルベルデ:ピナレロ・プリンスカーボン
エリック・ツァベル:コルナゴ・エクストリームパワー
アイマル・スベルディア:オルベア・オルカ
 
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